楽しくて来てよかった!ボッチャ(伊勢原市)

今夏の東京パラリンピック(8月24日~9月5日開催)で、金・銀・銅3つのメダルを獲得したボッチャ日本チーム。パラリンピック閉幕直後に伊勢原西部地域包括支援センターは、オレンジカフェでボッチャを行った。当初は雨の予備行事として、伊勢原市役所スポーツ担当課でボッチャ経験のある同センター長の小泉さんの発案だった。オレンジカフェ参加者に話をしたところ、認知症の本人、家族、サポートするオレンジパートナーからやりたいという声があがった。カフェ当日、参加したのは認知症の本人4名(うち2組は家族同伴)、軽度認知症の方8名、オレンジパートナー8名と同センタースタッフ。市から借りた正式なボッチャボールを使い熱戦が始まった。皆ボッチャは初めてだが、やってみると意外と簡単なスポーツで、「楽しくて来てよかった」「(判定の際はボールのそばまで集まり)負けると悔しい」と話す認知症の本人の表情は生き生きしていた。いっしょに競技をしたオレンジパートナーは後日、「自分たちが楽しいと思えることが、認知症の人や家族にも楽しんでもらえる」と話していたという。参加した他の包括支援センター職員は、自分達もボッチャを企画したいと話し、ボッチャは広がりを見せている。スタッフとして関わった伊勢原西部地域包括支援センターの山田さんは「肩に力を入れるのではなく、皆さんが気楽に参加できるオレンジカフェを今後とも開催していきたい」と話している。  (水越)

※この件に関するお問い合わせは伊勢原西部地域包括支援センター 電話0463-95-2111

伊勢原市提供

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